ディプロム授与式 

先日のブログに書いた、学期修了試験の結果は。。。
修了式

なんとか合格していました。

そして大学構内のホールにて、ディプロム授与式が行われました。
角帽にガウンは初めてで帽子のかぶり方が全く様になっていませんが、生演奏の厳かな雰囲気の中、一人ずつ名前を呼ばれ、無事ディプロムを受け取ることができました。
(写真:ステージ正面の自席から撮ったので、本人は写っていません。)

3週間前の試験が、はるか昔のことのようです。覚えたことも、この3週間ですっかり後退。
やばい、やばい。またちょっと気を入れ直さなくては。

ローラン・ギャロス観戦中 

5月25日から始まった全仏オープンテニスを見るため、日本から従姉が滞在中です。
世界4大大会のひとつであるこの大会は、パリのブローニュの森にある、Stade Roland Garrosで行われるため、通称ローラン・ギャロスと呼ばれています。
今年の1月頃、この大会のチケットを取ってほしいと軽く言われましたが、それはそれなりに大変なことでした。(来年も取ることになった時のため、記録として書いておくことにします。)
既に去年の11月からWeb上で申し込みが始まっていて、3月の締切後に抽選。
野球やサッカーほど収容人数が多くないのと、世界中から申し込みが入るため、倍率はかなり高いらしいのです。
1月末に申し込み、4月に入ってから案の定抽選にはずれたとの連絡が来ました。
同時に、キャンセルが出たわずかな枠を、初回申込者から優先的に案内するとのことで、再度申し込み(この時点で、引落し銀行口座情報提出済み)をしたところ、翌日携帯に電話が入り、私が申し込んだ日はもう満席だけど、その翌日ならOKだがどうするか?と聞かれ、もちろんOKしました。
さらに翌日、念願のセンターコートが2席空きが出たけど興味あるか?とまた電話が来て、もちろん大ありでございますということで、申し込み成立。この2日間、たまたま学校が休みの日だったから電話を取れたようなもの、普段なら留守電にしておく時間帯で、これもかなり幸運でした。
そして最後の関門、現物のチケットが書留で自宅に郵送されるということで、これもヒヤヒヤでした。
この国の郵便事情からすると、郵便物が届かなかったり、紛失されたり、不在連絡票が入らなかったりというのが日常茶飯事。その1週間後、不在連絡票がポストに入っていたので、それを持って郵便局へ行き、大事なチケットを無事ゲット。ここまで来るのに、4ヶ月かかったのでした。
こちらが今回入手した、2日分のチケット。
RGチケット
パリ出身の往年名女子選手の名前の付いたスザンヌ・ランランコート。
RGランランコート
フィリップ・シャトリエコート(センターコート)では、フランスの選手で唯一残っていたモンフィスの準々決勝があったので、何度もウェーブをして盛り上がりました。(写真は、女子シングルス)
RGシャトリエ
昨日はHôtel de ville(パリ市庁舎)広場に行って、フェデラーvsモンフィスと、ナダルvsジョコヴィッチの男子シングルス準決勝2戦を大画面モニターで観戦。
RGオテルドヴィル
その他の日は、加入しているTV(CS)で、この大会開催中だけ9チャンネル専用チャンネルができていて、各コート別にライブや録画でいつでも見れるようになっているので、家にいる時はいつも小さなTVで観戦。テニスを職業としている従姉も大喜びです。

友達が「スポーツとビールは生に限る!」と言ってたけど、本当にその通り。ボールのスピードや伸び、スウィングの美しさ、距離感、小技の巧妙さや駆け引き、生で見てその凄さを実感しました。
明日はいよいよ最終日。男子シングルスの決勝です。
昨日の2人の試合を見た感じからすると、やはり今年もナダル様かな?

とびきりのコンフィチュール 

昔はコンフィチュール、いわゆるジャムが嫌いでした。
一度も美味しいと思ったことがなかったのですが、最近では日本でも美味しいコンフィチュールが買えるようになり、パンに塗ったりヨーグルトと一緒に食べたり、料理に使ったりするようになりました。
もちろんパリでも、ほぼ毎日食べるヨーグルトには欠かせません。

コンフィチュールとして有名なのは、ボンヌ・ママン。
どこのスーパーでも気軽に買えるし、安いし、パッケージもかわいいのですが、味はいたって普通。

そしてコンフィチュール・ブームの火付け役になったと思われる、クリスティーヌ・フェルベール。数年前、ウルルンか何かのTV番組でも見ました。
アルザスの小さな村に住む、パティシエールの彼女が作るコンフィチュールは、全て50cmの銅鍋で手作業で作られ・・・・と、伊勢丹のHPに書いてありますが、パリではラファイエット・グルメやル・ボン・マルシェなどにいつも大量に置いてあり、そして日本でも伊勢丹ネットで購入できます。
でも、これも味としてはそんなにびっくりするほどでは?と思います。
工業生産的な味は拭えない気がするのです。

パリに来て初めて「美味しい!」と思ったコンフィチュールは、フランス南西部のスペイン国境に近い小さな町、ポーにある、Francis Miot(フランシス・ミオ)のコンフィチュール。
たまたまポーに行った友人が、買ってきてくれました。
これは、新鮮な果物を食べているような、なんとも言えないお味。聞いてみると、ポーでしか販売してなくて、パリはもちろん他の地域には出店していないとのこと。そうだよね、保存料や甘味料などの添加物を使わない本当に手作りのものは、そんなに大量には作れないし、管理も難しいでしょう。
とても美味しかったけれど、ポーまで行かないと買えないのが残念です。

あとはパリ見本市や物産展などで出店している、無名の小さな作り手のものを毎回買ってはいたのですが、これも普段はその地方まで行かないと買えないのでリピートできず。
かと言って自分で作るほどのモチベーションは無し。

そうこうしているうちに冷蔵庫の中の在庫がなくなり、次は何を買おうかとネットで探していて偶然出会ったのがこれです。
コンフィチュール
ブルターニュ地方、サン・マロの近くの町で作られているというラファエルのコンフィチュール。
うれしいことに、家から自転車で10分ほどの、エッフェル塔近くのお店で買えることがわかりました。
左から、レモン、イチジク、そしてオレンジ。
ラファエルさんの自家農園で作られた果物がたっぷり入ったこの手作りコンフィチュールは、果肉率60%以上で(一般的なものは20%程度)、甘さもしつこくない。レモンはレモンらしくしっかり酸っぱくてほどよく甘い、イチジクも煮過ぎていないので、果物本来の甘みも感じる。オレンジは、外側の皮も一緒に入っているけど、これがとてもアクセントになっていて美味しい。
3種類ともジャムというより、美味しく火を通した果物を食べている感じなので、ヨーグルトと一緒でももちろん美味しいけれど、そのままでも美味しいくらいです。
ゼラチンで固めたような、工業生産品とは一味も二味も違います。

同時に3種類も買ってしまったけど、あっという間になくなりそうです。

価値観の違いが出る仏語表現 

23日から学期修了試験が始まりました。
金曜日は、今期に見た映画6本の内容理解についての試験が1本と、フランス全土の各地域別の地理や産業経済、言語や食についての試験が1本。
映画の試験は、去年通っていた学校の方がはるかに難易度が高く、それを想定して準備していたのでちょっと拍子抜けです。
でももうひとつの地理の試験は難しかった。。。かなり隙を突いた問題が多く、選択問題もゼロ、全て書き込まなければいけないのも辛かった。

そして最大の山場となる総合筆記試験は、土曜日に行われました。
場所はパリ近郊にある試験専用会場、その名もLa Maison des Examens(試験の館)で、3時間に及ぶ試験です。ちなみにパリの大学生の試験は、ほとんどここで行われているそうです。
文法、書き取り、聴き取り、作文と、メニュー内容としては去年の学校と変わらないのですが、ひとつ違うのはこの一回の試験で進級できるかどうかが決まるということ。日々行われてきた小テストも多少は影響するようですが、かなりウエイトは低く、この日の試験にかかっているという感じです。

正直、今回はかなり勉強の時間を割いたつもりです。私は、基本的な文法や語彙力や会話力がかなり弱い方だと思うので、平日帰宅後5〜6時間、週末は1日10時間くらいは机に向かっていたかな。
もうや〜めたと、いつでも投げ出したくなる気持ちを抑えつつ、なんとか今日まで維持してはきましたが、でもね、過去に出題された問題をやってみても正解率50%ほど。なかなかうまくはいかないものです。
ここ1ヵ月ほどはこんなペースで勉強してきましたが、この3日間ほどの集中力が1ヵ月前からあれば、どんなに身に付いていたことか。まあお尻に火が付かないと真剣になれないのは今に始まったことではないのですが。

そして今週の水曜日には口頭試問があり、これが終わると少し早い夏休みに入ります。

ちょっとここで、最近授業で出された例題で、フランスらしくて面白いと思った表現をご紹介します。
Cette maison a beau être ancienne, elle sera détruite.
(この家は古いのにもかかわらず、壊されてしまいます。)

日本だったら、古いから壊すと言うところなのに。パリのアパルトマンも、築20年のものより築120年の方が家賃が高いというのが実態です。
もっともフランス語の「古い」を表す言葉は主に2つあって、ここで使われたancienは、古くから存在するというニュアンス。もうひとつはvieuxで、古びれた、使い古したというニュアンス。でも老人を言う時にはvieuxを使うのは何だかなあという気がします。

もうひとつ。
Mon grand-père conduit si vite que nous avons peur en voiture.
(私の祖父は、とてもスピードを出して運転するので、私たちは車が心配だ)

え?おじいちゃんが心配なんじゃないの?
この例題、決してジョークで出されたものではなく、大真面目な例題だということが笑えます。
と、ここまで書いたところで、私の早とちりだったことをご指摘受けました。
私の祖父は、とてもスピードを出して運転するので、(乗っている)私たちは怖い、でした。
それなら納得、いたって普通の例題です。見た瞬間、自分でギャグにしてましたね。

試験結果は6月上旬にはわかります。もし中旬頃までにこのブログで報告しなかったら、「ダメだったのね〜、もっと勉強しなきゃね。」ということで。

ローラーブレード隊、街を駆け抜ける。 

今日、自転車でルーブル美術館横からセーヌを渡ったところで、ウワサのローラーブレード隊に遭遇。
信号を渡ろうとしたら、突然慌ただしく交通整理が始まって、車も自転車も人も、通行を遮断されました。MANIFESTATION(デモ)かと思ったら違いました。

毎週日曜日の午後と金曜夜に行われているイベントで、ローラーブレードでパリの街を団体で走るというものです。
このイベントの時は以前にもこのブログで書いた、ローラーブレードを履いたポリシエや救急車も伴走してくれるようです。
皆さん想像以上のスピードで速いし、コケる人は誰もいません。通過するのに5分くらい待ったほど、かなりの人数でした。

このあたりが先頭組。黄色いTシャツを着た人がスタッフのようです。
RBスタート

サングラスは必需品。
RB1

後続が来るわ来るわで途切れません。
RB2.jpg

親子で参加する人もいるし、携帯で話しながらの人も。
RB3.jpg

小さい子供がいたって、バギーを押して走ればいいんです。でもこの3輪バギーって、スポーツ仕様?
RB4.jpg

全身ピンクでまとめてみました。
RB5.jpg

ポリシエの伴走があるから安全そう。
RBラスト


ちなみに、この日曜午後は初心者向き、金曜夜は上級者向きのようです。
金曜は22時、家から徒歩3分のモンパルナス駅をスタートです。こんなに近いのに、まだ一度も見たことがありません。
日も延びて来たし、試験が終わったら見に行ってみよう。

こんなお天気の良い日に、パリの街中を走れるなんて気持ち良さそう。
いいなあ。ちょっとやってみたいかも。
誰か私に指導してくれて、一緒に走ってくれる人いませんか?

煙モクモク韓国料理 

クラスメートのサンヒョク(韓国人男性)が、
「母国料理を久しく食べていないんだ。自分では料理できないし。あ〜トッポキやチヂミ、焼肉喰いてぇー」とおっしゃるので、
「試験前だというのに、しょうがないわねぇ」と言いつつ、他に台湾女子と日本女子にも声掛けて、我家で韓国料理fêteを開きました。
今回作ったメニューは、こんな感じです。
*作るのに忙しく、ちゃんしたと写真が撮れていません。

・チョレギサラダ(レタス、ワカメ、きゅうり、白髪ねぎ、トマトをゴマ油をベースに作ったドレッシングで)
日本では焼肉屋でもよく見かける一品ですが、韓国にはこういう名前では存在していないそうです。あえて言うならコッチョリだとサンヒョクは言ってました。
チョレギサラダ

・トッポキ(韓国版おでん。弾力のある韓国もちや薩摩揚げ、ネギ、ゆで玉子などが入った激辛料理)
2ヶ月ほど前に近所に住む韓国人女性から作り方を伝授してもらって今回初めて自分で作ったのですが、これは本場の韓国の味だ!と言ってとても褒められました。でも写真は撮り忘れて残念。

・チヂミ2種(ズッキーニ/キムチ)
この写真は1枚目のズッキーニのチヂミ。ひっくり返しに失敗してよれよれです。そして何はおいても欠かせない大量キムチ。韓国では朝から毎食食べるらしい。
キムチ

「だいたいチヂミにズッキーニ入れるだなんて、邪道だぜ」と言いながら、チヂミとはこういう物だと言ってサンヒョク自ら焼いてくれたキムチチヂミ。おっしゃる通り、確かに旨い。同じ生地を使ったとは思えないほど皮が美味しい。油をもっと熱々にしてから焼くとか、ちょっとカリカリめに焼くのがコツだと、ご教授いただきました。な〜んだ兄さん、料理できるじゃん。
キムチチジミ

・サムギョプサル(豚バラ肉を焼き、コチュジャンを付けてサンチュに巻いて食べる)
つまり焼肉です。家でやるのは初めて。こんなこともあろうかと、卓上カセットコンロと焼き網を、まもなく帰国する友人から譲り受けておりました。
パリの台所では、魚(特に煙の出る物)を焼いたりすると、アパートの隣人からすごい剣幕でクレームが来る話は良く聞きます。知人宅では、味噌汁でもクレームが来るとのこと。鰹のだしと味噌が混ざった匂いが耐えられないらしい。
でもこのアパートは、今のところその辺りがゆるく、こちらに来て早々に味噌汁を作ったけど問題なし。サーモンをフライパンで焼いたりして、煙や匂いも相当出したけど、今のところクレームゼロです。
さて、豚バラ肉を焼き始めました。我家の台所には大きな換気扇があるので、もちろん最強にして。それでも友人たちが、本当に大丈夫かなぁと心配するほど、部屋中煙モクモクになりましたよ。
焼肉

久々の焼肉、それも豚バラ。韓国では、キムチもこの網で一緒に焼くらしい。今回はコチュジャンではなく、このメニュー専用の特製ジャンを買ってきておいたので、それをつけながら、お肉と焼きキムチをサンチュで巻いて。うーん、旨い。やって良かった〜。
お互いの顔が見えなくなるほどの煙になったので、しばし煙明け待ち。
でも大丈夫!キムチやニンニクの匂いや大量の煙、これでもクレームは来なかったので、これからまたできます。

おまけ♪
パリではとても貴重な豚バラの薄切り肉が少し残っていたので、翌日のブランチは残り物の寄せ集めでカフェ風焼肉丼にして、今回の韓国料理完食です。
焼肉おまけ