煙モクモク韓国料理 

クラスメートのサンヒョク(韓国人男性)が、
「母国料理を久しく食べていないんだ。自分では料理できないし。あ〜トッポキやチヂミ、焼肉喰いてぇー」とおっしゃるので、
「試験前だというのに、しょうがないわねぇ」と言いつつ、他に台湾女子と日本女子にも声掛けて、我家で韓国料理fêteを開きました。
今回作ったメニューは、こんな感じです。
*作るのに忙しく、ちゃんしたと写真が撮れていません。

・チョレギサラダ(レタス、ワカメ、きゅうり、白髪ねぎ、トマトをゴマ油をベースに作ったドレッシングで)
日本では焼肉屋でもよく見かける一品ですが、韓国にはこういう名前では存在していないそうです。あえて言うならコッチョリだとサンヒョクは言ってました。
チョレギサラダ

・トッポキ(韓国版おでん。弾力のある韓国もちや薩摩揚げ、ネギ、ゆで玉子などが入った激辛料理)
2ヶ月ほど前に近所に住む韓国人女性から作り方を伝授してもらって今回初めて自分で作ったのですが、これは本場の韓国の味だ!と言ってとても褒められました。でも写真は撮り忘れて残念。

・チヂミ2種(ズッキーニ/キムチ)
この写真は1枚目のズッキーニのチヂミ。ひっくり返しに失敗してよれよれです。そして何はおいても欠かせない大量キムチ。韓国では朝から毎食食べるらしい。
キムチ

「だいたいチヂミにズッキーニ入れるだなんて、邪道だぜ」と言いながら、チヂミとはこういう物だと言ってサンヒョク自ら焼いてくれたキムチチヂミ。おっしゃる通り、確かに旨い。同じ生地を使ったとは思えないほど皮が美味しい。油をもっと熱々にしてから焼くとか、ちょっとカリカリめに焼くのがコツだと、ご教授いただきました。な〜んだ兄さん、料理できるじゃん。
キムチチジミ

・サムギョプサル(豚バラ肉を焼き、コチュジャンを付けてサンチュに巻いて食べる)
つまり焼肉です。家でやるのは初めて。こんなこともあろうかと、卓上カセットコンロと焼き網を、まもなく帰国する友人から譲り受けておりました。
パリの台所では、魚(特に煙の出る物)を焼いたりすると、アパートの隣人からすごい剣幕でクレームが来る話は良く聞きます。知人宅では、味噌汁でもクレームが来るとのこと。鰹のだしと味噌が混ざった匂いが耐えられないらしい。
でもこのアパートは、今のところその辺りがゆるく、こちらに来て早々に味噌汁を作ったけど問題なし。サーモンをフライパンで焼いたりして、煙や匂いも相当出したけど、今のところクレームゼロです。
さて、豚バラ肉を焼き始めました。我家の台所には大きな換気扇があるので、もちろん最強にして。それでも友人たちが、本当に大丈夫かなぁと心配するほど、部屋中煙モクモクになりましたよ。
焼肉

久々の焼肉、それも豚バラ。韓国では、キムチもこの網で一緒に焼くらしい。今回はコチュジャンではなく、このメニュー専用の特製ジャンを買ってきておいたので、それをつけながら、お肉と焼きキムチをサンチュで巻いて。うーん、旨い。やって良かった〜。
お互いの顔が見えなくなるほどの煙になったので、しばし煙明け待ち。
でも大丈夫!キムチやニンニクの匂いや大量の煙、これでもクレームは来なかったので、これからまたできます。

おまけ♪
パリではとても貴重な豚バラの薄切り肉が少し残っていたので、翌日のブランチは残り物の寄せ集めでカフェ風焼肉丼にして、今回の韓国料理完食です。
焼肉おまけ

季節が変わりました。 

ソー桜

ソー公園

こちらは今から2週間前の桜の名所としても有名な、パリ郊外にあるソー公園。でもこの頃はまだ寒くて寒くてマフラーが手放せなかったなぁ。

そして一週間後、日の光りもすっかり変わり、藤の花がきれいに咲いていました。
ソー藤棚

そのまま友人宅で、気持の良いランチ。
亜紀さんテーブル

そして昨日のドラクロア美術館の中庭。
ドラクロア美術館の庭

ようやく冬が明けたようです。春はなく、いきなり夏が到来したかのようです。
みんなこの日差しを待っていたかのようにカフェの外の席は満席になるし、タンクトップになってるし。
さていよいよ活動の季節です。

フランス南西部の旅 

Pâques休暇を利用して、友人と2人、南西部を旅してきました。
今回の旅行は、トゥールーズ・ロートレックの絵を見ることと、まだ行ったことのないフランスの田舎に行こうと、まずはトゥールーズまで行き、そこからアルビ、カオール、ペリグー、サンテミリオン、ボルドーという順に周ってきました。

全て列車の旅でしたが、パリ−トゥールーズ間で5時間半もかかる距離なのに、往復で39€というチケットが買えたのはラッキー。こちらでは早めに手配したり、プロモーションを利用したりすると、こんな目玉商品に出会えたりします。

トゥールーズは南西部の中心都市で、エアバスの工場がある航空産業都市だったり、大学が多くある学生都市の顔も持っているためか、田舎を期待すると中途半端な都会という気がします。でももちろん、地元料理のカスレや地酒は、美味しくいただきました。

トゥールーズから列車で1時間ちょっと行ったロートレック生誕の街アルビ。駅から中心街まで少し離れているので、荷物をコインロッカーに入れたかったのですが、そんなものはありそうもないような小さな駅。
駅員さんに、どこかこの荷物を預かってもらえるところはないかと聞くと、「ここに置いとけば?」と言って自分の職場の中のテーブルの下に置いといてくれたりして、もうそれはそれは感動。パリにはそんなことを言ってくれるような人は皆無だし。

アルビの街は、元々の建物が美しいだけでなく、どこもとてもていねいに手入れがしてあり、きれいで豊かな街の印象を受けました。
ここはロートレック美術館の入り口で、日本庭園風にしてあります。何もしていなければボロボロの煉瓦の壁も、こういった手入れの仕方をしているととても美しいものです。肝心のロートレックの作品の数は、思っていた以上に少なく、大物はオルセーなどに行ってしまった印象です。
奥に見えるのはサント・セシル大聖堂ですが、ここは外も中も期待以上に美しくて驚きました。あまり有名ではないけれど、今まで見た教会の中で一番かも。
ロートレック日本庭園

ロートレック美術館の庭から眺めたタルン川とアルビの街並み。ロートレックもこの橋を絵にしています。
アルビ橋

ワインの産地としても有名なカオールも、期待通りの田舎。でも今回の旅の印象として、かなりの田舎に行っても、レストランやカフェの料金がパリと変わらない位に高いことにはビックリ。ホテルは断然安いのに。
そんな中、一緒に行った友人が調べておいてくれた夫婦で経営しているレストランは安くて美味しくて、これまたビックリ。去年秋に出たBRUTUSでも紹介されていたお店のようですが、住所と電話番号は合ってるのに店名が違っていたというか、店名としてご夫婦のお名前が掲載されていたので、グルグル探し回っても見つからず、諦めかかっていたところ、通りがかりの優しいムッシュがご自分の携帯から店に電話をかけて聞き出し、お店まで連れていってくれたおかげでたどりつけました。また人の優しさに感動。
カオールレストラン

ここのお店は奥様が料理担当、旦那様がサービス担当で、まずテーブルに着くなり大きなキャラフに入った赤ワインと未開封のミネラルウォーター大1本がドンと置かれます。どうも飲み物含めメニューはなく、お任せコースのようです。たっぷり入った野菜のスープが大きなスープボールでドンと。それから前菜の野菜のテリーヌ、メインは鴨か牛すね肉のポトフが選べ、その後は6種類のチーズが乗ったボードとナイフがこれまたドンと置かれ、ご自由に切って好きなだけどうぞという状態。そして最後は5種類ほど用意されたデザートが運ばれ、どれかひとつ選ぶということに。スープから始まりデザートまですべて奥様の手作りで、どれも胃に負担のかからない優しいお味。
ワインが空いたら足され、コーヒーだけオーダーして、しめて1人15€。友人ナイス!もう一度カオールに行くことがあったら、間違いなく3食ここでいただきたいお店でした。いや、オーベルジュなので、ここに泊ってしまおう。

L'AUBERGE DES GABARES
24, Place Champollion, 46000 Cahors
TEL: 05 65 53 91 47

次に訪れたペリグーは、ぐっとさびれた所と、ちょっと洒落た所が共存する町。電話で予約しておいた駅前のホテルは、到着時間まで聞かれてその通りに行ったのに、ホテルの主はお出かけになられたようで鍵がかかっていて開かない。しばらくカフェの椅子に座って待つも、一向に帰ってくる気配もなく、仕方なく2軒先のホテルに変更してしまいました。でもここのホテルのお兄さんが、とても良いレストランを何軒か教えてくれて、そのうちの一軒に行ってみたら大正解。ほんとに人が優しい。

ボルドーのワイン産地の中でも、まだ行ったことのなかったサンテミリオン。ガイドブックには「サンテミリオンの国鉄駅は町から2kmの距離だが、タクシーがないのでおすすめしない。」 と書いてはあったのですが、今回は鉄道の旅だったし、まあ歩いても2kmだし観光案内所くらいはあるでしょうと思って降り立ってビックリ。正真正銘無人駅。畑の真ん中にぽつんと駅というかプレートがあるだけ。それも、停車してすぐにはドアが開かず、ようやくドア(もちろん手動)が開いた時には既に列車は動き出し、荷物と共に飛び降りたのでした。
町はどちらの方向かすら、何の表示も出ていません。タクシーを呼べる公衆電話が1台あるだけ。
近くで一休みしていたサイクリストに町の方向だけ聞いて、あとはひたすらぶどう畑の脇道を、小さなスーツケースをカラカラ引きながら緩やかな登り坂を歩くこと30分。ようやく街に到着。ここまで来ると、車や観光バスで来ている観光客でいっぱい。観光化されていて、パリよりも物価が高い印象です。
でも、ここでも大きな荷物に困って観光案内所で相談すると、オフィスの2階まで荷物を運んでくれて、帰りの電車時間までご厚意で預かってくれました。親切(涙)
サンテミリオン駅

そして最終日のボルドー。ボルドーに来たのは3回目ですが、ワイン畑を車で周る以外はあまり面白いものはないのではないかと思っていたところ、意外にも街外れにある現代美術館がとても興味深いものでした。19世紀に建てられた港湾の羊毛倉庫を改造した美術館で、この建物を有効に活かした展示の仕方をしていて、最上階には洒落たレストランもあり、屋上にテラス席も用意されたりして、建物全体をうまく使ったカッコイイ美術館でした。
ちょうどこの写真の奥に小さく写っているのが、レストランのテラス席です。
ボルドーミュゼ

ボルドーのレストランも、ガイドブックに出ているようなお店は、パリ以上に高いお店ばかり。そこで、去年メドックマラソンの応援に行った時に、ランナーの皆さんに連れて行っていただいた安くて美味しいお店を思い出したのですが、夜遅く人の後を付いて行った所だったので、道も店名もわからないままでした。でも食い意地の執念か、偶然にもうろ覚えのエリアをたぐって発見!お店のマダムも、去年私が座った席まで覚えていてくれました。次回来た時も、またここに来ようと思います。

Restaurant Le Jardin des Landes
19, rue Mably, 33000 BORDEAUX
TEL: 05 56 51 97 33

今日からヴァカンス 

ここのところテストやプレゼンが続き、睡眠不足の2週間を過ごしてきましたが、やっと今日からVacances de Pâquesが始まり、16日間そして3日通学したらまた5日間の計21日間のお休みです。フランス人の長い休みは、夏だけではありません。
さてさて遊びの計画もたくさん立てていますが、休み明けの2週間後にはディプロムが取れるかどうかの修了試験も待ってるので、勉強しないわけにもいきません。と言いつつも、明日から旅に出ます。

そして今日からこのブログも2年目に突入しました。去年に比べると更新回数が減ってしまっているのですが、やはり去年よりは忙しくなってきました。(勉強&遊び)
たまに「食べ物の話が多いけど、メタボは大丈夫か!」というメールもいただいていたので、食べ物系を書くことを少し控えていたのですが、パリの食事情をもっと知りたいというご意見も頂戴しているので、今年はもう少し食べ物系をがまんしないで(笑)更新していくことにします。

早速ですが、先週「あい田」に行ってきました。
ここは3年ほど前にオープンした日本料理店で、Bon Marchéの近く、家からも徒歩15分ほどのところにあります。そして今年のミシュランで、日本料理店としてはフランスで初めて一つ星を取ったお店です。ブルゴーニュ中心のワインリストにも定評があります。
オーナーシェフは、相田康次さん(元いいとも青年隊)。パリに来てからずっと行きたかったお店なのですが、一緒に行く人とのタイミングが合わなかったりして、やっと今月実現。去年まではランチもやっていたのですが、ランチはフォアグラ丼だったのでやはり夜に行きたいと思っていました。

お店に入ってびっくり。半年ほどお会いしていなかった知り合いのM氏が、この店のソムリエとして働いていました。
さて、いただいた物を順番に並べてみます。
仔牛と○○の皮(忘れました)のポン酢と岩のりの茶碗蒸し。
前菜1 前菜2
鯛のお造りと海老・雲丹のかぶら蒸し。
前菜3 前菜4
オマールの煮こごりオクラ添えと牡蠣の鉄板焼き。
前菜5 焼き1
ほうれん草のサラダとひとくちステーキ。
サラダ 焼き2
ワインはこちらのムルソーをいただきました。
ムルソー

鯛ごはん(ふたくちで食べられそうな量です)・香の物・お椀とフルーツ
ご飯 フルーツ
最後にお茶。カウンター8席、他にテーブル席8席、4〜6名用個室1部屋。
お茶 カウンター

パリにはまともな日本料理店は1軒もないと思っていましたが、ここはまさに日本そのもの。素材を活かしたお味もサービスも一流でした。カウンター越しに見る相田氏のきびきびとした美しい所作は、見ていてとても気持ちが良く、フランス人もこういった動きを見ながら日本料理を食べることは楽しいだろうなと思います。
ただ他の従業員の方々が、緊張感バリバリで余裕のない表情をしているので、きっとこのご主人は厳しい方なんだろうなと思いました。
お料理の品数はとても多いのですが、それぞれがほんとに少しずつなので、あまり量は食べられない私でも、食べ終わってまだお腹に余裕があるほどです。フランス人には全然足りないだろうなぁ。
久々に美味しい日本食をいただきました。


あい田
90€ 110€ 160€の3コース 
1, rue Pierre Leroux 75007
Tel : 01 43 06 14 18

寒いのに、さくら咲く。 

パリはここ何週間も、雨・曇り時々ヒョウといった変な天気が続いています。寒くて寒くて、まだダウンコートを着て出かけているほどです。
それでも、この種類の桜は花が開きました。
ちなみに今日は最高気温9度、最低気温マイナス1度。
さくらアップ

さくらヒキ

さくらって、こんなに寒くても咲いてくれるものなんですね。
ピクニックの季節が待ち遠しいです。

Red Bull パリを走りまくる。 

先週から、一日に3回位は見かけるこの車。
ミニを改造した、Red Bullのプロモーションです。いつも2台セットであちこち走りまくり、時々駐車させては街頭サンプリング。クラスの友だちも受け取って、飲んでいました。
日本でも同様のプロモーションが行われていたようですね。
Red Bullヒキ

こちらはサンジェルマン大通り通過中、バスの中からパチリ。
Red Bullアップ

余談ですが、偶然後ろに写ったPatrick Roger(パトリック・ロジェ)は、お味と芸術性で今やパリ一番ではないかと言われている若き天才ショコラティエのお店です。