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セーヌに浮かぶプール A LA PISCINE 

最近このブログを見てくれているフランス人がいるようで、「写真はわかるけど、テーマや言いたいことは何?」と聞かれることがたまにあるので、少しだけフランス語を入れてみますが、適当に飛ばして読んでください。
C'est la première fois que j'ai profité une piscine à Paris. Je pensais qu'elles sont sales
mais cette piscine était complètement differente des autres. C'était très agréable et
pas bondé, c'est donc un bon coin. A cau...grâce à J, je me suis bien bronzée.
Les gardiens travaillaient bien mais j'étais rebellee. Je veux y venir encore.

学校の帰り、プールに行ってきました。
まるで小学生の日記のようですね。パリに水着は持ってきてはいたものの、今までどうしても行きたいというところまで到達できず(衛生面の問題をよく耳にするので)、在住2年半にして初めてのプールです。

フランソワ・ミッテラン図書館のすぐ近くのセーヌ川に浮かんでいる、市営プールです。
室内プールの多いパリですが、ここは青空が見えるプールで、とっても気持ちがいいです。
プール2

1階にはプール、2階には日光浴する人に向けて、たくさんのデッキチェアーが用意されています。2階に来る人は日焼け目的の人が圧倒的に多く、泳がずに帰る人がほとんどのように思います。(ビキニ着用率95%)
プール1

私はプールに来ると、かなり真剣に泳ぐ方ですが、セーヌの真横で泳いでいることや、水深の深さに興奮してキャッキャしてたら、すかさず監視員から、「マダムはあっちのレーン(初心者用)に移動してください。」と、注意されてしまいました。さらに帰りがけに写真を何枚か撮っていたら、「写真は禁止ですよ」と。知らずに既に撮ってしまってましたが、ここの監視員はフランス人らしからぬ仕事っぷりをしていますね。

平日のお昼時だったせいもあり、割と空いていて穴場です。
清潔感もあるし、ここにはまた来たいなと思います。
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FESTIVAL PARIS CINEMA (パリ映画祭) 

7月に入ってからのパリは、バカンスで住民がいなくなる一方、街中でイベントが盛りだくさんです。パリ映画祭、公園でのコンサート、屋外無料映画、パリプラージュと、全て出掛けていると、体がいくつあっても足りないくらい。
たまたま6月末に映画館に行った時に、今年のパリ映画祭の告知CMがあって、その中になんとJean-Pierre LEAUDの名が。ジャン・ピエール・レオ・・・ヌーヴェルヴァーグの巨匠トリュフォーの秘蔵っ子であり、私の中では、良くも悪くもパリジャンの典型。去年トリュフォー漬けになった3週間の中で最も興味を持った、大好きな俳優です。
トリュフォーが亡くなってからも映画出演はしているものの、DVDになっているものが少なかったり、ずっと探していたのに見ることのできなかった映画が今回特集されるというのです。
レオ


早速帰宅してからネットで調べてみると、ちょうど彼はLES 400 COUPS (1959) 「大人は判ってくれない」公開から50周年=俳優生活50周年ということで、今年は節目の年でもありオマージュとなったようです。レオさま、御歳65歳だそうです。

今回は1日約4本ずつ、10日間で30種類の映画が上映されるというので、さあ大変。この日から、私のスケジュール調整が始まりました。午後入れていた予定を全てキャンセルし、午前中は学校へ、午後からは夕食用の食べ物やクッションを持って映画館へ。見放題のシネパスを買って。はたして体力的に1日に何本見られるのだろうか。。。
そんなこんなで、私の夏の映画館通いが始まりました。

そしてなんと7月5日の夜には、ジャン・ピエール・レオ本人が映画館に来てその映画を語るという企画があることを知り、この日はその前の上映から入ってそのまま観ていたので、一番前の席で生レオさまを拝見することができました。
マスコミ嫌いの彼はメディアにもほとんど登場しないし、私と同じカルティエに住んでいるらしいのですが、見かけることなく(きっとすれ違ってもわからなかったとは思いますが)、65歳になった彼はどんな感じだったかというと。。。
トリュフォーファンの方ならピンとくるかもしれませんが、あのはまり役、アントワーヌ・ドワネルがそのまま65歳になったという印象です。やんちゃで、でもちょっと頑固さが増強されたような。
そして毎日通っていたある日、何の告知もされていなかったのに、サプライズで再び彼は映画館に現れました。この日もたまたまその1本前から観ていたため、また間近で。もう今年のパリ映画祭には大満足。ドラノエ市長、本当にありがとう。

前回同様、記録代わりに観た映画を監督別に書きとめておきます。

監督:François Truffaut
Les Quatre Cents Coups (1959) 「大人は判ってくれない」
Antoine et Colette (1962) 「アントワーヌとコレット」
Baisers volés (1968) 「夜霧の恋人たち」
La Nuit américaine (1973) 「映画に愛をこめて アメリカの夜」
L'amour en fuite (1978) 「逃げ去る恋」

監督:Jean Eustache
Le Père Noël a les yeux bleus (1966) 「サンタクロースの眼は青い」
La Maman et la Putain (1973) 「ママと娼婦」

監督:Jean-Luc Godard
Masculin, féminin (1966) 「男性・女性」
Made in USA (1966) 「メイド・イン・U.S.A」
Week-end (1967) 「ウィークエンド」
La Chinoise (1967) 「中国女」
Le Gai Savoir (1968) 「たのしい知識」
Détective (1984) 「ゴダールの探偵」
Grandeur et décadence d'un petit commerce de cinéma (1985) 「映画というささやかな商売の栄華と衰退」

監督:Jean Cocteau
Le Testament d'Orphée (1959) 「オルフェの遺言」

監督:Olivier Assayas
Paris s'éveille (1991) 「パリ・セヴェイユ」

監督:Philippe Garrel
La Naissance de l'amour (1993) 「愛の誕生」

監督:Serge Le Péron
J'ai vu tuer Ben Barka (2005)

監督:Lucas Belvaux
Pour rire! (1996)

監督:Jerzy Skolimowski
Le Départ (1967) 「出発」

監督:Aki Kaurismäki
J'ai engagé un tueur (1990)

去年のブログで、もうこんなに立て続けに観ることはこの先ないと書いておきながら、今数えてみると21本。やはり1日平均2本以上は観たのか。。。
この他にもレオ出演ではない短編映画を4本観たり、私と同じように映画館通いをしている人と友達になれたりと、このフェスティバル、有効に参加させていただきました。

革命記念日2009 

7月14日は革命記念日(キャトーズ・ジュイエ)の祝日でした。
去年のあの花火の感動が忘れられず、今年も同じ時間に同じ場所で、明るいうちから場所取りのピクニックをし、コンサートを聴き、22h45からの花火を迎えました。

フランス革命から100年後の、1889年のパリ万博に合わせて建設されたエッフェル塔は、今年で120周年ということで、去年のような音楽と花火だけではない、大きな仕掛けが待っていました。
この塔をスクリーンに見立て、そこにこれまでの120年の歴史を映像で表現。まるで短編映画のようです。
エ1889 エ1913
エ1989 エピンク


1889年から1年ずつ年が変わり、エポックとなる年には、戦争とか終戦とか、友好条約を結んだりとか、2000年のミレニアムを祝ったりなど、その年に起きたことを映像と音楽と花火とで表現されていました。それも下から上へ、上から下へ、どんどん映像が動いていく。よくこんなに細長い部分を使ってこういった表現ができるものだと驚きの連続です。
また、エッフェル塔と同じ映像を重ね合わせ、音楽に合わせてそれを少しずつずらしたり、揺らしたり、3Dを駆使した仕掛けもあり、あの鉄の貴婦人がまるでダンスをしているかのように見え、周囲からも凄い歓声があがりました。
これは残念ながら写真ではうまく写せませんでした。
どこからどのようにライティングしたり、投射しているかが全然わかりませんでしたが、技術の進化って凄い。

通常のライティングはこんな感じですが、
エオリジ


お馴染みフランス国旗、トリコロール。
エトリコロール


かと思えば白くなったり、
エ白


赤くなったり、
エ赤


これは戦争でどんどん死者が増えていっている映像表現。短時間でありながら、グッと来るものがありました。
エ戦争


デザインも近代に入ってきたり、
エ白線


ちょっと村上隆チックになったり、
エ村上隆


今年は、エッフェル塔本体からも直接花火が放たれました。こんな風に真横だったり、
エ真横発射


時々キラキラモードを交え、
エきらきら


こんなふうにして1万5千発の花火は、夜空に散って行きました。
エ花火


もはやこれは、花火というジャンルを超えた光と映像と音のインスタレーションです。
動画はこちらをどうぞ。 特に2つ目の後半が盛り上がっています。
ブラボー!

さくらんぼ食べてます。 

今年はいつにも増してなぜか、さくらんぼとアプリコットをよく食べています。
マルシェで見かけるこの旬のフルーツは、状態も良いし、さらにとっても安いのです。
周囲の人からも、今年は特に美味しいというのを耳にします。

日本のように種類は多くなく、もっぱらこのダークチェリーです。
スリーズマルシェ

そのままでも食べますが、最近はClafoutis(クラフティ)をよく作ります。
2ユーロほど買うと、そのまま食べた後、さらにこの24cmの型にたっぷり入るほどあります。
焼き上がり

断面はこんな感じ。中の生地はやや硬めのプリンのような、プルプルした食感です。
クラフティは、陶器のリモージュで有名なリムーザン地方の伝統的なお菓子。作り方は、本当に簡単。どのくらい簡単かというと、サクランボを洗って房を外したり、砂糖や小麦粉の計量も含めて準備にかかる時間5分。あとはオーブンに入れて40分位で焼き上がります。
クラフティ

バターを使わないのと、お砂糖は控えめにしているので、デザートとしてはかなりローカロリー。さくらんぼの美味しさをストレートに味わえるお菓子だと思います。
ちなみに私はひとり暮らしですが、直径24cmの大きさがあっても朝食にも食べたりしているので、あっという間になくなります。

ちょっと珍しい野菜たち 

2週間前は、肌寒くてストールが手放せないと思っていたら、その直後から連日30℃を超える真夏が一気にやってきました。日差しが強いので、街を歩いているだけでもどんどん黒くなってきます。フランスはアンチ美白主義なので、今はとっても気が楽ですが。

ここ2週間で、マルシェの品揃えもがらりと変わりました。
春先からずっと出回っていたホワイトアスパラもとうとう姿を消し、もう気軽にあの美味しさを味わえないのはちょっと寂しいなあと思ったり。そしてこのアスパラも見かけなくなりました。
asperge sauvage(アスパラソバージュ):野生のアスパラという名前で、山菜のように自生しているアスパラを、手摘みで収穫されるようです。
アスパラソバージュ

これは一年のうちで数週間しかマルシェに登場しないアスパラで、5月から6月上旬に見かけた時に、2度ほど買いました。最近は、日本にも空輸されるようになったようです。
マルシェのおじさんに、どうやって食べたらいいの?と聞くと、まずは10分~15分ほど茹でて、後はビネグレットソースで食べたり、マヨネーズをつけて食べたり、炒めても美味しいよとのこと。

どうやら酸味との相性が良さそうです。でも茹で時間は、10分ではかなり長過ぎだと思うので、(フランス人は、歯触りを楽しむことはあまりせず、インゲンでも何でも、クタクタになるまで茹でます。)2分程度にして、まずはおひたしにしてポン酢で食べてみました。
山菜に近い感じで、サクっとした歯触りに、やや粘りがあり、少し苦味というかエグミがあります。おひたしに向いた野菜だと思います。
おひたし

あとは、トマトと卵の中華スープに入れてみたり。いいアクセントになって、これもけっこう気に入りました。
中華スープ

もうひとつ珍しいなと思うのは、kumato(クマト)と呼ばれる黒いトマト。
5年ほど前にスイスの食品関連大手企業Syngentaが開発して、ヨーロッパで販売の始まった新種のトマトですが、普通のトマトに比べて味が濃く、甘みも強く、リコピンも多いようです。
クマト

中も割と黒っぽいです。
クマト断面

でもトマトは、日本の方が種類も多いし、平均して美味しい物が多いと思います。