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マルシェあちこち 

普段の食材の買出しのため、週に一度はマルシェに行きます。
家から徒歩10分圏内に3軒のマルシェが立ちますが、買う物によっては、バスやメトロに乗って少し離れたマルシェまで出かけることもしょっちゅう。
例えば、モッツァレラチーズ、生パスタや、こだわりの野菜を買う時にはイエナのマルシェ、オリーブの浅漬けを買う時にはグルネルのマルシェなどと、それぞれのマルシェにお気に入りのお店があるので、あちこち出かけて行きます。

今日出かけたグルネルのマルシェでは、食材ではないけれど、色使いのきれいな子ども用の手袋が売っていたので、甥っ子と姪っ子のクリスマスプレゼントにと、買ってみました。
手袋

最近、友人がラスパイユのBIOマルシェでかわいいバブーシュ(モロッコ製の手作りスリッパ)を買ってきたので、そういえば我が家のバブーシュも古くなってきたから買い換えようと、久々にここのマルシェに行ってきました。ここは徒歩10分のところにありますが、さらに近いところにBIOのマルシェが立つので、ここに来たのはかなり久しぶりです。
バブーシュ
今使っているバブーシュは表革のものですが、今回買ったのはバックスキンでとてもやわらかくて履き心地もさらに優しい感じです。

買い物した直後、知合いのカメラマンにばったり遭遇。日本の雑誌の仕事で、ここのマルシェで買い物をしている料理研究家の方を撮影中でした。驚いたことにその料理研究家の方は、6年ほど前に、1年間ある仕事でお世話になった方で、レシピやスタイリング、お料理の仕方など、私の大好きなお料理の先生です。久々の再会、それもパリで会えたなんて、私の中では大興奮です。
これがきっかけで、この日の撮影メンバーたちとの食事会に誘われ、6年ぶりにこの先生のお料理もたっぷり堪能させていただきました。

バブーシュに惹かれ、久々に来たラスパイユのマルシェ。このバブーシュを買ってきたことを教えてくれた友人に感謝、そしてやはりマルシェはあちこち出かけると良いことがあるなあと思った今週でした。
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楽しみにしていた映画「Mes stars et moi」 

Mes stars et moi

この映画が封切られるのを、ずっと楽しみにしていました。
なぜかと言うと、ちょうど去年の今頃、家のアパルトマンと斜向いのカフェが撮影に使われたからです。ロビーに張り紙がしてあったので、撮影日時の他に、映画タイトルと公開時期もここで知りました。
本番2日前からクレーン車や機材車が家の前の狭い道に入り、普段路上駐車でいっぱいの駐車スペースは、関係者用に全てキープされ、それなりに大がかりなものでした。
翌日には、アパルトマンの屋上にクレーン車が機材を運び上げたりしていて、いったいどこを撮影するのやらといった感じでした。
そして3日めの本番撮影時は朝から夕方まで学校だったので、17時過ぎに帰宅した時にはすっかり撮影も終了し、スタッフの片付けもそろそろ終盤といったところ。残念ながら何も見ることなく終わったのでした。
それから1年後、ようやく公開となったわけです。

監督は、最近活躍中の女性監督レティシア・コロンバーニ。
出演者は、今年タイタニックの動員数を抜いた空前のヒット作「Bienvenue chez les Ch'tis」に主演していた、今最も売れっ子のコメディアン&男優カド・メラッド、大御所カトリーヌ・ドヌーブ、演技派エマニュエル・ベアールなどなど、超豪華出演者たち。さらにパトリス・ルコント監督まで、セリフ付きの映画監督役で出演。
こんなに豪華メンバーが勢揃いだし、シャンゼリゼのフーケッツなんかもたっぷり出てくるのですが。。。
映画館まで行かなくても、家で寝っ転がって見たいような映画でした。

さて肝心の家と斜向いのカフェはどんな風に映っていたかというと、アパルトマンの中庭をフカンで映した映像約5秒、カフェの店内での1コマ約10秒。以上。
3日もかけて(ロケハン入れたらそれ以上)、1時間半のうちの15秒也。
映画ってやっぱりすごい時間とお金がかかっているものなんだと実感しました。

「ピカソと巨匠たち」展 

久しぶりの更新になりました。
この秋は、どうしても観に行きたい企画展が目白押しなのに、毎日の学校と少しだけ動き始めた仕事でなかなか時間が取れず、先日ようやく「ピカソと巨匠たち」展を観にグラン・パレに行ってきました。
ピカソ展看板
今回の企画展は、日本を含め世界各地の60の美術館などから集められたピカソの作品や、ピカソに大きな影響を与えた巨匠たちの作品あわせて239点が、グラン・パレ、ルーブル、オルセーの3つの美術館で展示公開されているものです。
中でもグラン・パレには210点もの作品が集まっているので、連日3時間とか5時間待ちだとの噂を聞いていたため、平日で行けそうな日を狙っていました。今月は一日だけ学校が休みの日があったので、その日の朝開館時間9時ちょうどに行ってみると、
ピカソ展行列
既にこんな感じでした。入口にいた警備員のムッシューに聞いたら「待ち時間は1時間くらいだよ。」とのことだったので、並ぶことにしました。
ところが待てど暮らせど亀の歩み状態。このまま引き返しても今度はいつ来れるかわからないので、ひたすら並ぶこと3時間。この日の気温は8℃くらい。冷えました~。
今回はかなり費用のかかった企画展なので、入場料もちょっとお高め。学生証を持っていたので、通常の学割はないところダメモトで交渉してみたら、すんなり通ってしまってこちらがびっくり。言ってみるものです。

展示内容は、それはそれは面白い企画でした。
ゴッホ、セザンヌ、マネ、ドガ、ゴヤ、アングレ、コルベ、ロートレックなどの巨匠の絵からインスピレーションを受けてピカソが描いた作品を、その巨匠たちの作品(もちろん本物)の横に並べられているので両方を楽しめるし、ピカソが描くとこうなるんだというのも一目瞭然。ピカソが天才と言われる理由がよくわかります。

ピカソが14歳の時のデッサン、こんなに若い学生が描いたものとは思えないほどの見事さ。18歳のポートレイトの油絵、もうこれで食べていけるほど、かなり完成されたものに見えました。
それ以降、年代によって彼が興味を持った対象も変わったり、作風もどんどん変わっていきますが、90歳、91歳の時の作品などは本当に力強い作品で、無意識なのに計算しつくされたような、思わず「完璧!」とつぶやきたくなるような作品でした。
生涯の作品の多さにも驚きますが、どの時代の作品も、溜息が出るほどオリジナリティが途切れないのがすごいと思います。

寒い中、3時間も並んで入った価値はありましたが、後でよく見たら火・木曜以外は夜11時までやっていたので、平日夜に行けばこんなに並ばずに済んだかもしれません。ルーブルとオルセーを廻ったら、もう一度ここに来たいと思います。

Picasso et les maîtres
2008年10月8日~2009年2月2日
Les Galeries nationales du Grand Palais