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わたしの餃子問題 

フランスの銀行大手ソシエテ・ジェネラルの一人の男性トレーダーによる不正取引で、49億ユーロ(約7600億円)に上る巨額損失が発生したと発表された24日以来、TVや新聞では、連日このニュースで持ちきりです。
そんな中、今朝の朝刊にはご覧の記事が、リオのカーニバルの横に出ていました。
餃子問題

記事をそのまま訳すと、
「タイトル:日本で毒入り餃子
昨日日本で、農薬が含まれた餃子(中国ラビオリ)を食べた後、10人が食中毒にかかり、5歳の少女が深刻な状態になっている。」
私はネットニュースで既に知っていましたが、日が経つにつれて被害者の数はますます増えていますね。この記事はたった4行の短いものでしたが、冷凍餃子であることや、中国産であることには一切触れられていません。餃子のことを、中国ラビオリという補足説明があっただけです。あまり深く調べずに書いているように思います。ただ取り上げていること自体を考えると、重要視しているのだと思うのですが。

私は餃子が大好きなので、パリの中国人が経営している中華総菜屋さんで、外見はその店の手作りのように見える焼き餃子を3回、別々のお店で買って帰り、3回ともひどくお腹を壊してしまったことがあります。
懲りもせず3回も食べてしまったのですが、最初は餃子のせいかどうかがわからず、2度目はたまたまその店のものがいけなかったんだと思い、3度目にして餃子の肉に問題があるのだと思いようやく買うのを止めたのですが、このニュースを見て、農薬残留野菜が原因だったのか!と思いました。

日本にいるときは餃子は家で作っていたのですが(3回に1回は皮も)、パリでは一般のスーパーはもちろん中華街のスーパーにも、なぜか餃子の皮が売っていないのです。ワンタンの皮は売っているのに。日本食品屋さんに行けば日本から空輸された皮が買えますが、バカバカしいほど高くて買う気がしません。
それで出来合いのものをつい買っていましたが、最近はそんなこともあって、皮から作るようにしています。ただ一人分だと効率が悪いので、そんな時はみんなで餃子パーティー。
先日一時帰国したときに、餃子用の細めの麺棒も持ってきたのでバッチリです。

オリンピックを控えた中国はどんな対応を取るのかと、食品の安全性は自分で気をつけないといけないと考えるこの頃です。
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暖房が壊れた! 

この街で生活していると、色々なことが起こります。
私の住んでいるアパルトマンは近代建築なので、比較的配管トラブルなども少なく、この一年間で断水騒ぎが1日半あったくらいです。

昨日のお昼、昼食後の後片付けをしようとしたとき、なぜかお湯が出ませんでした。
でもあまり気にせず、水で洗って終了。ふと室内暖房用のヒーターに触れると、ひんやり冷たい。。。あれ?
このアパルトマンは、セントラルヒーティングなので、台所やお風呂のお湯、室内暖房はすべてアパルトマン全体の中央コントロールになっています。
同じフロアでブリコラージュ(仏人が大好きな、内装いじり)をやっているようなので、一時的に止めたのかな程度に思っていました。

夕方外出するときも、まだ暖房が切れたままです。普段ならこんな時はロビーかエレベーター内に、「何時から何時まで止めます」というようなことが貼り紙で出されるのに、それも見当たらないし。
夜帰宅する頃には直っているだろうと期待+ちょっと不安の状態で帰ってみると、依然として暖房は切れたまま。管理人さんに事情を聞くにも、こんな遅い時間だし。
外の気温は0℃。お風呂に入りたいのに、冷水しか出ない。
急に不安になりました。(遅いか)
もし明日もこのままだったらどうしよう。アパルトマン全体の故障なら、きっと早急に対処されるだろうけど、万一私の部屋だけが何らかの原因で断絶されていたとすると、、、おぉ恐ろしい。知り合いのケースだと、修理に来てもらうまでに一週間かかったという話をつい最近聞いたばかり。
しょうがない、この日は暖房無しの部屋で布団にくるまって寝ました。

今朝、起きてまっ先にヒーターを触ってみると、ひんやり。
すぐに着替えて管理人室に直行。
「あの、部屋の暖房がまったく効かないし、お湯も出ないんですけど。」
きっと昨日から何人もの住人に同じことを聞かれているせいか、とても不機嫌に、
「ああ、壊れてるから。昨日、修理が入ったけど、直らなかった。」
と、あっさり。
「で、いつ直るんですか??」
「今日また修理に来るけど、いつ直るかはわからないよ。」
そんなことを言われ、しょうがないねと言うしかありませんでした。

半分安心したのは、私の部屋だけの問題ではなく、アパルトマン全体の問題だったこと。
でも、昨日修理に来て直らなかったものが、今日一日で直るものなのか、もっと大々的な工事が必要な壊れ方だったらどうしよう。
今日は学校のない日だったので、お昼過ぎまで部屋にいたのですが、依然として壊れたままです。
さすがに「もし今日中に直らなかったら、シャワーをお借りしたい」と友人に電話もしました。

寒い部屋にいてもしょうがないので、こんな時はお散歩です。
ノートルダム

久しぶりに日が差していて、ノートルダムの白い壁が青い空にくっきり。

そして夕方帰宅してみると、おお、部屋が暖かい。蛇口からお湯が出る。
暖かいことって、ありがたいね。

それにしても今日のブログ、「しょうがない」を何度使ったことか。。。

今学期のテスト終了 

いきなりですが、これは何をするものでしょう?
牡蠣開けナイフ

答えは後ほど。

さて、10月から始まった今学期の最後のテストが、ようやく金曜日ですべて終わりました。
今期は、通常のフランス語の他に美術と映画の授業を取っていましたが、こちらが少々クセモノでした。まず美術は、新古典主義~キュビスムの時代の中で、気に入っている2~3作品を選び、比較して考察を書くというもの。A4で3ページ以上5ページまで。
だいたい対象範囲が広すぎて選ぶだけでも数週間かかり、日本語で考えても1ぺージ分くらいしか考えられず、かなり生みの苦しみ状態でした。ちなみに私が選んだのは、印象派と呼ばれる以前のモネの初期作品です。

映画は、1回の授業の中で飛ばし飛ばしで毎回2本分くらい観るのですが、テストは今まで見た映画のタイトル、監督名、主演俳優名、ジャンル、製作年、ストーリーと覚えているシーンなどを全て書くというもの。でも今学期中に3回テストがあったので、今回の対象は3本だけ。
このテストの場合、覚えていくかどうかで0点か満点に近いかというものなので、原稿を作ってひたすら暗記。監督も俳優も、知らない名前ばかりで暗記するのも一苦労でした。
初めは、こういう名前や年度を覚えて意味があるのかと思っていたのですが、これらを覚えてからは、次から観る映画の時代傾向や監督と俳優の相性、誰の影響を受けた監督なのかなどが少しわかるようになり、丸暗記もあながち捨てたものではないかと思ってます。

そんなテストが終わって解放感たっぷりの今週末、マルシェに買い物に行ったとき、そうそう今夜はこれが食べたい!と思ったのが、これです。
牡蠣開け途中

一枚目の写真、正解は牡蠣開けナイフセットでした。
木のくぼみに牡蠣1個が納まり、さらに木の底にはテーブルやシンクの角に引っかけられるような出っ張りがあるのでしっかり固定され、ナイフにはツバが付いているので、差し込んだ後、ちょっとひねるだけでカンタンに開けられます。
これはノエルの直前にMONOPRIXで売り始め、即買いしたものです。

ブルターニュ産の生牡蠣で、ささやかな独り打ち上げです。

牡蠣


生牡蠣のお供は、レンズ豆とプティサレ(塩漬け豚バラ肉)の煮込み。バターは、
マリー・アンヌ・カンタン(ここのチーズは、新宿伊勢丹でも買えるらしい)です。

プチサレ煮込み CANTINバター

ワインがちょっと残念。家に買い置きしてあったのがソーヴィニヨン・ブランだと勘違いして、牡蠣にぴったりだわと思って買わずに帰宅したら、買ってあったのはピノ・ブラン。
おまけにvieilles vignesなのでやや濃いめ。 やっぱり微妙に合わないなぁ。
フロマージュは、最近友だちにいただいてからすっかりお気に入りの、フロマージュ・フレのまわりに白干しぶどうがたくさんついたもの。名前は忘れました。牡蠣には合わなかったこのワイン、このフロマージュにはバッチリ。
ピノブラン レーズンフロマージュ

今週からはテストのない授業なので、ちょっと気が楽です。

ソルド・ソルド・ソルド 

前の日記で少し書きましたが、9日からフランス全土でSOLDESが一斉に始まりました。
ギャラリー・ラファイエットなどのデパートは、解禁時間の8時からオープンするという力の入れようです。
前日までにある程度欲しいものを下見しておいて、当日それをめがけて買いに走るというのが、パリの人たちのソルド攻略法だそうですが、前日帰国したばかりの私は、いまいちエンジンかからず。
そもそも、買うものをあらかじめ下見したりするのが面倒だし人混みも苦手なので、いつも出遅れぎみです。

街を歩くと、両手に大きな戦利品を抱えた人たちであふれています。
学校でも「何買った?」が、あいさつ代わりになるこの数日。
で、ソルド3日目にしてようやくエンジンがかかり、やっと今日買ってきました。
ブーツ

去年、日本から持ってきていたブーツは、相当年季が入っていたのでまずはこれを。
でもいざ買うとなると、気に入ったデザインのものがなかなか見つからず、結局5軒はしごして疲れ、「ま、コレでいいか」で購入。
後は下着を一枚買って終了。なんだか必需品ばかりだわ~。

そういえば去年の夏のソルドの時は、初めてエルメスのソルドにも行ってみたのでした。
決して買えるわけではないのですが、別会場でひっそりと行う噂のソルドを、一度見学してみたくて。ほとんどの物が30%0ffになっていましたが、それでもとても買えず、結局買ったのは夫のネクタイ1本のみ。
まわりでは、普通のバーゲン会場のように大きなビニール袋にわんさか詰め込んで、すごい混みよう。レジでは、日本円にして○十万~○百万で精算する人ばかり。
とても良い社会見学になりました。

そのエルメスのソルド、もう今回は行くつもりはなかったのですが、今回から会場が変わったらしいということをネットで知った時から、ちょっと気になり出しました。
何年も同じ会場(Salle Gaveau)だったのに、そこを変えるということは、何かソルドのスタイルでも変わるのかなと。
日時と場所は、Le Figaro(新聞)で発表されることになっていて、ネットで調べても詳細は見つからず。どうせ行かないんだし、まあいいか。

夜になって、帰国している間にたまっていた郵便物を開封し始めました。銀行や、保険関係のものは帰国後すぐに開封したのですが、それ以外は週末の今日までほっておいたのでした。
その中に、差出人の名やロゴがなく、でもとてもきれいな書体で宛名が印字されたカードがあり、開封したところ、

エルメスソルド


えぇ~?エルメス社から、ソルドの日時と場所の案内が来てる!! 
で、日時を見たら今日の19hまででした。チーン!
まあ、早く知っていても、たぶん行かなかったと思います。ん、どうかな?

新年の教訓「郵便物はすぐに開けること。」

パリに戻りました。 

皆さんは、良いお正月でしたか?
あらためまして本年もどうぞよろしくお願いいたします。

短い帰国を終えて、今日パリに帰ってきました。
住んでしまうと既にわからなくなってしまっていましたが、10日ぶりに戻ると、
パリ独特の“匂い”がして、11ヶ月前に不安だらけで引っ越ししてきた時のことが
瞬時に懐かしく思い出されます。匂いって、そういうのありますよね。
時とセットになっている気がします。
でも今回はさすがに去年とは違って、見慣れた景色を見るにつれ、ほっと落ち着く感を覚えました。

日本滞在中、新鮮に思えたことをいくつか。

●地下鉄とJRが、同じカードで使えた。
パスモ導入のニュースをネットで知っていましたが、イオカードにチャージしておけば、メトロにも乗れちゃう。すごい、すごい。改札を通る度にコーフン。

●自宅の流し台や調理台や洗面台の高さが低い!
あれ?標準サイズだったのに、こんなに低かった?
フランスサイズに慣れてしまった為か、とても低く感じます。でも、あきらかに使いやすい。

●初めてTVで小島よしおを見た。
07年に大ブレークしたという話は知っていたものの、「そんなの関係ねぇ~おっぱっぴぃー」を初めて見ました。キモイ。
吉本の芸人さんかと思ったら、サンミュージック所属なんですね。へぇえええ。
他にも、知らない芸人さんがいっぱいでした。IKKOの「どんだけぇ~」も初めて聞きましたが、結局どんな時に使うのかがわかりませんでした。

●暖房&お尻洗浄便座はやっぱりいい。
デパートのトイレにも使用されているのがすごい。パリでは考えられないもののひとつ。衛生面で、外のトイレには求めませんが、せめて自宅には欲しいな。

●Wii Fit 売れてますね。
滞在中、CMも良く見ましたが、やはり甥っ子たちが持っていました。実際にやってみるとかなり面白い。体力増進、ダイエット的なことを匂わせているせいか、これは実は親がほしいゲームだからホイホイ買ってしまうんですね。うーん、よくできてる。スキージャンプなんか、すごくリアルだし、家族みんなで遊べるのもいい。

●ミシュラン東京はバラエティ番組に使われていた。
11月に出たばかりのミシュランガイド東京版で、星を取ったお寿司屋さんや中華料理店などが、バラエティの大食いコーナーなどに使われていて驚きました。お店側は良く許可したものだと、唖然としました。もうこれで、フランスのそれとは意味合いが全く違うものになってしまいましたね。良いお店もたくさんあるのに、残念。

●100均はエライ!
相変わらず、気の利いたものが揃う100均。パリで買ったら10ユーロ(1650円位)以上するものばかり。ダイソーさん、パリに出店しませんか?

●TVCMにWEB検索窓が。
1年前までのCMには、最後にHPアドレスが出ているものが多かった気がしますが、この一週間でみたCMは、ほとんどが検索窓にキーワードが入っているものに変わっていてびっくり。確かにこの方が親切かも。でも、判を押したようにどのCMもこのパターンなので異様な感じ。

●CO2削減に本気になった?
色々なところで、「CO2削減」という文字や情報を見ました。今これに力を入れている企業が、企業イメージを上げることにつながる近道かと思わせるメッセージがいっぱい。エコバッグを持ってスーパーに行くのも、当たりまえになってきたかな?いいことだ。

ネットで日本のニュースは見ていたものの、実際に生活してみないとわからないことがたくさんあって、面白かったです。

さて明日9日8時からは、パリは年に2度のソルド(バーゲン)開始です。この日時は、国が決めるというのがフランスならでは。
でも今回は下見もしていないし、欲しい物も思いつかないし、既に出遅れかな。良いものから売れていくのは、どこの国も同じ。
休み中、すっかりさぼっていた宿題もやらなくては。

というわけで、今年もパリでの留学生活を綴っていこうと思います。色々なことを見聞きして、体験して、楽しんで、オトナらしい学生生活を送れたらなぁと思います。
励みになるので、コメントの方もどうぞよろしくお願いいたします。