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収穫祭とモンマルトル散歩 

少し前の話になりますが、10月12日~14日は、パリで唯一のぶどう畑Clos Montmartreの収穫祭が行われ、ちょっと覗きに行ってきました。
週末の3日間、音楽隊の演奏や民族衣装を着た人々のパレードがあったり、有料試飲コーナーがあったりと、それなりに賑やかなイベントです。
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売れない時代のピカソやユトリロが通ったという有名なシャンソニエ「オ・ラパン・アジル」のすぐ目の前の。。。
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こんなに狭い一区画に広がる、ここがパリのぶどう畑です。
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葉もすっかり色付き、だいぶ前に収穫は終わっている様子。ここでは、ガメイとピノ・ノワールの2種が植わっているそうです。
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テアトル広場も、いつもよりさらに混んでいる気がします。
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モンマルトルに残る2つの風車のうちのひとつ、ル・ムーラン・ドゥ・ラ・ギャレット。
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道端のベンチには、何気にこんなオブジェが。。。
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収穫されたぶどうは、18区の区役所内にある酒蔵で仕込まれてワインとなり、来春に競売にかけられるそうです。なにせ収穫量が極端に少ないので、それなりにお高い値がついてしまうそうです。このワインを飲んだことがある方がいらしたら、感想を聞かせてください。
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大規模ストライキ突入 

今日は、前々からの予告通り、かなり大規模な24時間ストライキgrèveが決行されました。パリに来て初めて体験するストです。

今回のストは、官公労職員を優遇している年金特別制度の撤廃を打ち出したサルコジ大統領に対して、方針撤回を求めるもので、国鉄、パリ市交通公団、電力・ガス両公社などの大規模なデモと同時に、フランス全土の国鉄の幹線はもちろん、メトロもRERもバスも全面的にマヒしました。

街の光景としては、velib'やマイ自転車やインラインスケートを履いて通勤・通学している人を多く見かけました。

私の通う学校はどういう対応をするかというと、各担当教授の判断に任せているらしく、午前の仏語一般の教授は、モンマルトルの自宅から1時間以上かけて歩いてきて平常通り授業決行。午後の美術の教授は遠すぎて歩ける距離ではないので、後日振り替えということになりました。

私は普段でも徒歩(15分弱)かvelib'なので全く影響はなかったのですが、2時間弱歩いてきたクラスメートもいて、9時の授業開始時間には半分以上の生徒がちゃんと無事到着していました。

こんな日に因んで今日授業で覚えた言葉は。。。
un syndicat :労働組合
CNPF(Conseil national du patronat français) :フランスの経団連
un préavis :解雇予告
une caisse noire :裏金

1995年にあった、同じ年金特別制度改革に反対する大規模デモとストの時は、撤回にまで持ち込んだというし、仏国民は不満があったら決して黙っていない。そのエネルギーには感心するばかりです。

就任以来の窮地に立たされたサルコジ大統領。まさに今日、本人の離婚をエリゼ宮が発表。仏史上、現職大統領の離婚は初めてだそうです。
この個人的な問題ははたして影響が出るものなのでしょうか。
今日の授業でその話も出て、例えばミッテラン元大統領が愛人スキャンダルが出て記者団から突っ込まれた際、

「C'est vrai, et alors?」 本当ですよ。それが、何か?

と答えたというお国柄ですからね。。。
この国では、指導者と国民の動きがとても興味深いです。

セーヌ川船上パーティー 

また夜遊びですか?
はい、すみません。たまたま重なってしまったので。。。

今夜は、誰もが知っているフランスの某有名ファッションブランドのデザイナーの一人が、転職でパリを離れるということで、その送別会に行ってきました。今回集まってくる人たちは、そこのメゾンを中心にしたファッション業界の方々。学生の私には、ほとんど無縁です。
場所は、セーヌ川に浮ぶ船の上。個人で貸し切ったそうです。
でも、開始時間を聞いてビックリ。22時30分です。それも平日の。
それでも22時半に行ってもほとんど来ていないということなので、23時位に行ってみました。案の上、まだ会場には4人しか来ていません。明日の朝から皆な普通に仕事があるというのに、仏人のパーティーって、なんて遅いスタートなんでしょう。

夜のセーヌに浮ぶ船の上。まだ肌寒い程度なので、気持ちが良いです。
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一歩中に入ると、そこはDJのいるクラブ状態で、みんな思い思いに踊っています。ファッション業界の方だけあって、大胆なファッションの方が多くて楽しいです。
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あの老舗ブランドのデザイナーたちは、こんなに若かったんですね。だからブランドも鮮度を失わずに続いていくんだわ。
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やっぱり踊り方ひとつとってもカッコ良くて、見ているだけでも飽きません。
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久々に踊って汗をかき、明日の朝9時から授業もあるので、メトロの終電25時少し前で帰ってきました。でもその後、25時を過ぎたあたりから人が増え始め、さらに盛り上がったそうです。それって、体力の差ですか?

Nuit Blanche 2007 朝までアートの街 

6日土曜夜19時から7日の朝7時にかけて、パリの街はNuit Blanche(白夜=オールナイト)という、朝までパリを楽しもうというイベントが行われました。

20071015225121.jpg2002年にパリ市長ドラノエ氏の発案でスタートしたこのイベントは、毎年10月の第一土曜日に行われ、美術館やモニュメントのあるエリアでアート系のイベントやコンサートが夜通し行われたり、セーヌ川の遊覧船Batobusや主要なメトロが明け方まで動いていたりと、徹夜でパリを遊ぼうという企画です。

6回目となる今年は、メトロ14号線を中心にイベントが集中していました。でも数百ヶ所で行われているので、ネットで調べておおまかな予定を立て、23時頃にパリ市役所あたりからマレ地区にかけて散策、最後はセーヌ川をBatobusで遊覧して帰ることにしました。
まずは市役所の駅を降りたら、大変なことになっていました。この夜は、ラグビーの準々決勝フランス対ニュージーランド戦が行われていて、市役所前の大スクリーンでフランスの逆転勝利で盛り上がった直後。ガラス瓶は飛び散り、まるで暴動の後のようでした。激しー!
歓喜に沸き立つラグビーファンたちも加わり、この日は150万人の人出になったそうです。

まずはマレ地区にある小さな公園。柔らかい布と風船で飾り付けられ、とても幻想的です。
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20071015225152.jpgここはカルナヴァレ美術館の中庭。ここに入るのに30分並んでようやく入場。妖しげなライティングの中で、椅子が30席ほど用意され、3つのスピーカーからそれぞれ、オムニバスに語りが入ります。こんな夜中に外の中庭でのこんな企画、とても面白いです。
でも。。。まわりの人がクスクスと笑うところで、言葉がわからず全く笑えません。早くこういう場面で仏人と一緒に笑えるようになりたいです!









午前1時半頃のセーヌ川です。
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この後、3時半まで動いているはずのBatobusの乗り場に行き、ちょうど到着したこの遊覧船に乗ろうとしたら、切符売場の人が既に帰ってしまったようで、切符を買えない私たちは乗ることができないというアクシデントが。既に切符を持っている人だけが乗ることができました。交渉してみたけど全然融通がきかず、まーったくもう。後で考えれば、乗車賃(今夜は半額の6ユーロ)分をその人にチップで渡せば乗れたかもと、ちょっとヒネリが足りなかったことを反省。

そろそろ帰ろうと、メトロに乗ると、昼間と同じ位混んでいました。
今年は、例の24時間のレンタサイクルvelib'もあるので、各イベントを自転車で移動している人もたくさんみかけました。velib'は着々と浸透しています。
パリ市主催のこういったイベント、芸術家たち(創る人も見る人も)を育てる姿勢が、やはり違うんだという気がしました。

発見!セルフレジ 

外出先でたまたま入ったスーパーマーケット「Champion」で、こんなものを見つけました。
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初めて見ましたが、スーパーで買い物カゴに入れたものを、自分でバーコードを通して精算する、セルフレジのようです。
表示を見ると、クレジットカードでも、現金でも精算ができそうです。
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日本では数年前から一部の地域で導入されているようですが、今回ビックリしたのは、これがパリに導入されていることです。
普段メトロに乗る時も、5回に1回位の頻度で、切符を持っている私の背中に突然ぴったりくっつくようにして、一緒に入ってしまう人(キセル)が後をたたないこのパリで、こんなシステムが成り立つのかが、とても疑問です。
一部のものしかバーコードを通さずに精算して帰ってしまう人が必ず出てきそうな気がします。もしバーコードを通さなかったら、出口でセンサーに引っ掛かるのだとしても、量り売りの野菜やフルーツなどは、売場でセルフ計量するか、お店の人に計量してもらうかなので、その計量すらしなければバーコードも付きません。
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このお店では、まだこのマシーンの存在が知られていないのか、ほとんどの人は、いつものレジに並んでいました。
このまま順調に導入店舗が拡がるか、すぐに撤退するか、これはちょっと興味深いです。