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まもなくレンタサイクルシステム始まる 

今パリでは、あちこちでこんな工事をやっています。

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これは7月15日からパリ市がサービスを開始する、自転車セルフレンタルシステム「velib'」の準備です。
この写真は家から30mほどのところのものですが、パリ市内約300mおきに設置され、年末までには1400箇所、自転車の台数にして2万600台が用意されるという壮大な計画です。好きなスタンドで借りて、好きなスタンドで乗り捨てられる、無人で24時間利用可能なシステムです。
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料金は、最初の30分は無料で以後30分ごとに1ユーロという安さです。ただし事前登録が必要で、年間登録料は29ユーロ、1日1回の利用で1ユーロ、1週間だと5ユーロかかりますが、それでもこの料金だとペイできないのでは?
やはりカラクリがありました。もともと自動車の路上駐車の削減や、環境問題緩和の一環ではあるようですが、パリ市が、屋外広告会社のJC Decaux(広告パネルの付いたバス停の設置などをやっている会社)に、パリ市内1600箇所の広告パネル設置を許可する代わりに、JC Decauxが「velib'」運営費用を負担するという契約がかわされたのだそうです。
このレンタルスタンドのまわりには広告スペースがないので、どうなっているんだろうと思っていたのですが、別の1600箇所の広告費で賄われるんですね。30分もあれば行動範囲も広く、利用者の私にとってはありがたい限りです。

velib.jpg早速年間登録の申し込みをしました。あと2週間ほどで、こんなカードが届く予定です。これであちこち行けそう。今からとても楽しみです。




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ウィーンへのプチ旅行 

先々週末、金曜夜から2泊でウィーンに行ってきました。
日本から、知合いのご夫婦が1ヶ月かけてドイツのライン川を自転車で下る旅を計画されているという話を聞き、その最後の1週間はウィーンでオペラを観るということでした。パリからだとウィーンへは飛行機で約2時間という近さなので、そこで合流させてもらい、一緒にオペラ鑑賞をしてきました。
20070628012258.jpgこれは国立オペラ座の上演前の写真です。この日の演目は「オテロ」でした。1ヶ月半ほど前にチケット予約してからは、DVDを買い求めて2度ほど予習しておいたおかげで、ストーリーはわかっていたのですが、演出と演者が違うと全く別物と思うほど変化するものだという発見がありました。生のオーケストラと歌劇はやはり迫力があって、素晴らしいものでした。


20070628012326.jpgウィーンと言って思い出すのが、ウィーン少年合唱団。王宮礼拝堂のミサで、この歌声を聴くことができました。
終始、少年たちは後方3階にあるオルガンの前で歌っているようで、座席からはどこにいるのか全く見えませんでした。写真の左側に座っている方々がずっと目の前で歌っていたため、これってウィーン壮年合唱団では?と思っていたら、ミサ終了時にかわいい少年たちが祭壇前に下りてきて、1曲だけ美しい声で披露してくれてホッとしました。

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そして旅行の楽しみといえば、その土地の食べ物。事前情報で、とにかく一皿の量が多いため一人メイン一皿だとギブアップするよと聞いていたので、4人で前菜とメインを各2皿ずつ頼んだら、ちょうど良い量でした。いずれも郷土料理を頼みましたが、どれもとっても美味しいものでした。
ワインは、オーストリア品種の白と赤を1本ずつ。ドイツワインに近いのかと思っていたら、どちらかというとフランスワインに近い味。後で聞いたら、ウィーンはリヨンと同じ位の緯度だということで納得。お料理もワインも、どこのレストランでいただいてもハズレがなく、とても美味しかったです。

20070628021117.jpgウィーンのデザートと言えば、お約束のザッハートルテ。皇妃エリザベートがご贔屓にしていたという老舗「デーメル」でいただいてきました。甘さがしつこくなくて、これも好みのお味でした。
今回はたった2日間の滞在でしたが、コンパクトに充実した旅になりました。時差がなく通貨も同じなので、海外と言えども気軽に行けて快適であることを実感しました。

今学期終了! 

2月下旬から始まった2007年度後期の授業が、昨日無事終了しました。
この4ヶ月間で3科目各3回のテストを受けた結果、7月からは2段階レベルがあがることになりました。初級1→初級3になります。
今のレベルもままならないのに、進むことが良いことなのかどうかわかりませんが、あと2.5点足りなかったら1レベルのアップだったので、ほんとギリギリの2段階です。ということは、次回からもまた落ちこぼれないように必死な状況が続きそうです(〃´o`)=3

新年度は10月から始まるので、ここでみんなは3ヶ月のバカンスに入ります。私はVISAの関係で7月~9月も夏期講座に通うため、今日から1週間だけのプチバカンスです。
このタイミングで留学生活を終了するクラスメートもたくさんいたので、最後の授業の後は先生を囲んでの大撮影大会。明るい卒業式という雰囲気でした。4ヶ月間、毎日同じクラスで過ごした仲間たち、ようやく会話もできるようになり、仲良くなり始めたところで別れるのはやはり寂しいものがありました。

そして日本と違うのは、みんなと最後に教室を出て別れるとき、ビズをします。ビズというのは、ほっぺにチュッチュです。この習慣、最近は随分慣れましたが、最初はタイミングとかわからなくて戸惑いました。
ラテン語圏の男子は、普段学校で会った時にも普通にビズか握手をしますが、さすがにこの習慣のないアジア圏の男子とは、しないですね~。やっぱりこれも文化の違いですね。

さて明日から何をしようか、考えてみることにします。(遅い?)

眠らない街 

今夜は Fête de la Musique という、年に一度の音楽のお祭りの日で、街中のあちらこちらで夜更けまでコンサートが開かれました。今夜に限っては、住宅街でガンガン演奏しても許される日のようです。
会場によっては、有名なミュージシャンの本格的なコンサートもあったり、カフェのまん前でのミニコンサートだったりと、規模はまちまちですが、全て無料です。メトロも協力していて、今日だけはオールナイトでやっているようです。

ネットで行きやすそうな会場を探してみたのですが、とにかく数が多すぎて、どこに行ってよいやらわからないほどです。ジャンル別で探しても、気が遠くなりそうな数だったので、今回は家の周辺で散歩しながら楽しむことにしました。

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この写真は駅前でやっていた、フランス陸軍によるコンサートです。軍隊によるコンサートというと、行進曲ばかりのコンサートなのかと思っていたら、全然違いました。かなり本格的なJAZZで、けっこう良くて、21時~22時半位までやっていたのですが、結局最後まで聴き入ってしまいました。
たまに女性ボーカルも入ったりしたのですが、相当上手いです。この方たち、ほんとに陸軍の方?と疑うほどでした。

その後は、近所のレストラン前でやっていたフレンチポップスのバンドを聴いたり、またすぐ近所のカフェの前でやっていたロックバンドの曲を聴いたりしていい気分で帰宅したのは24時近く。ベッドに入ってからも、外での音楽がガンガン聞こえていましたが、ここのところ忙しくて疲れがたまっていたせいか、5秒ほどで眠りにつきました。

PRIX DE DIANE HERMÈS 当日<お帽子篇> 

今までTVや雑誌でしか見たことがなかった、デコラティブなお帽子のマダム達が、そこには本当にいました。ランダムに写真だけ並べてみます。写真の数がかなり多いので、お時間のある時にどうぞ。
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こうやって見てみると、オトナの仮装ピクニックと言ったところでしょうか。でもみんな、この仮装をとても楽しんでいるようでした。「インド」というお題を出されて、帽子にゾウの小物を並べたり、大きなオブジェをのせてきたり、それっぽい衣装で全身を固めたり、ピクニックのテーブルセッティングをインド風にしたりと、見ていてもとても楽しめました。
そしてここでは、バーキンはこうやって持つものなんだという、お手本のようなマダム達がたくさんいました。マダム達だけではなくて、ムッシューも老若問わず、ほんとにカッコイイ人がたくさんいたのが驚きです。でもこのエリアにいる方々は、競馬自体にはあまり興味がないような感じもしました。
この中で、一番地味なお帽子の写真が私です(^^;)ゞ

PRIX DE DIANE HERMÈS 当日<会場篇> 

パリGare du Nordから急行で25分のChantilly-Gouvieux駅を降りて、森の中を15分ほど歩いていくと、シャンティイ競馬場が見えてきます。
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20070612185826.jpg入場する前から、今年のテーマである「インド」の雰囲気が始まります。この日は午後からは晴れたのですが、午前中はどんよりと雲っていました。







20070612190132.jpg家族の分のピクニックセットを運ぶムッシュー。









20070612190211.jpg距離2100mのレースの全容は、この大型画面で確認します。









20070612190505.jpg出走コースの真ん中に設置された、今回お目当ての会場Village Hermès(エルメス村)の中に入ると、みんな思い思いにオトナのピクニックが始まっています。







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20070614185105.jpgさて私たちも売店で買ったグラスシャンパーニュで乾杯!友人と私は、サンドウィッチと赤ワイン1本を持参してきました。








20070612191011.jpgTV局のインタビューを受けているムッシュー。
ちゃんとワインクーラーまで持ってきていらっしゃるのね~♪







20070612191315.jpgVillage Hermès内に設置されたカジュアルな方のレストラン。ランチ65€。









20070612191212.jpgコースの向こう側から眺めたVillage Hermès。バックにあるのはシャンティイ城です。もう少しお天気が良ければきれいなんですが。。。。







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20070612191235.jpgレースとレースの合間だけ、このコースのど真ん中を通過して向こうに移動することができます。
中山競馬場などでは考えられません。そして左側に移っている赤い屋根のテントは、特設レストラン。ランチが飲み物別で300€だそうです。その内の半分が寄付金だそうですが、この屋外レストランで5万円です。住む世界が違いすぎます。

20070612191537.jpgパドックでお馬さんを見ようと思っていたのですが、Village Hermèsに入ってしまうと、そこはかなり離れたところにあって、残念ながら行けませんでした。出走馬が写っている、唯一の写真がこれです。すみません。






20070614185133.jpgここはVillage Hermès内に数ヶ所ある場内馬券売場。とても品がいいです。









20070612191603.jpg至るところにお水が設置されているのは、とても気のきいたサービスですね。

見るもの全てが珍しくて、写真を撮りまくりました。それぞれクリックしていただくと、もう少し大きな画像で見れると思います。
お帽子篇に続きます。



PRIX DE DIANE HERMÈS 前日 

最近パリ近郊では、大きなイベントが続いています。
先週の日曜日から始まったローラン・ギャロス大会(全仏オープンテニス)も女子決勝が終わり、明日の男子決勝で最終日を迎えます。見に行きたかったのですが、タイミングを逃し、もっぱらテレビ観戦していました。
そして明日は競馬のPRIX DE DIANE(フランスオークス)、通称「エルメス杯」がシャンティイ競馬場で開催されます。今からちょうど1ヶ月前このエルメス杯のことを思い出して、せっかくパリにいるので、一度ヨーロッパの競馬場に行ってみたいなぁと思っていました。過去にはTVや雑誌でしか見たことはありませんが、華やかでユニークなお帽子で着飾ったマダム達が集まるあの場所へ。
一般観客として競馬場内には入れるそうなので、それで行こうと思っていましたが、万が一招待券が手に入るのであれば、あの会場に行ってみたいという思いから、人づての人づての人づてをたどって、なんとか入手してきました。それもレースの2日前の昨日。初めて仏文ビジネスレターを書くという経験もしました。
20070610011702.jpg招待状を見て初めて今年のテーマが「インド」だということを知りました。マダムたちは「インド」を意識した飾り付けやファッションで来られるのでしょうか。
さて私は帽子といえばキャップしか持っていないので、今日あわてて買いに行きました。といってもこの夏、普段でも被れるような普通のものです。テーマを意識した飾り付けをする気持ちの余裕もなく、帽子にエルメスのスカーフを巻きつけただけのお帽子を持って、明日行って参りまーす。
おっとその前に、レースの出走馬の確認くらいはしておかなくては。マダムたちの見学のことばかり考えていましたが、お馬さんもパドックからちゃんと見てこようと思います。


久しぶりの折り紙 

今学期2回目の“しゃべり”のテストが終わりました。
今回の課題は、自分の国の伝統的な習慣や文化、食べ物、お祝い事などを、なるべく目で見てわかりやすいもの(写真や現物など)を用意して、みんなにプレゼンテーションするというものでした。
私は“ORIGAMI”を選び、千羽鶴の意味合いや、指先を動かすことは脳の活性化に良いと言われているので小さな子供やお年寄りに特に良いなどと、前日深夜まで原稿を書き直したりシコシコと折り紙を折ったりして、なんとか用意できたのはこんな感じです。
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20070604224400.jpgこの前日本から来た友だちが、お願いしていた折り紙の他に、とても美しい着物柄の和紙を何種類も持ってきてくれたのが大好評。そのうちの1種類で、鶴と箸入れ(自己流)を折ってみました。(1クリックで拡大になります。)






ORIGAMI1.jpg「折り紙は、ハサミも糊も使わずに、たった一枚の正方形で作ることができるのが特徴です。」と説明した中での、唯一の例外。これは6枚を糊でつなぎ合わせています。







ORIGAMI2.jpg蛙くんとエスカルゴくん。エスカルゴを食べるお国柄だけあって、フランス人の教授に大うけ。
ここで初めて蛙:une grenouilleを覚える。むじゅかし~!







ORIGAMI3.jpgそしてユリとその下にあるのは、星型の入れ物。
ここでクラスの全員に折り紙を一枚ずつ配って、全員でこの入れ物を折りました。みんな面白がってくれて、わいわい言いながら男子も夢中で折っていました。韓国人は慣れている感じ。コロンビア人は、折ったことはないけど“ORIGAMI”という名前を知っていて、作っていった手裏剣を見せて、忍者が持つ道具だと言ったら興奮していました。
一番ぶきっちょで大雑把で終始「もう複雑で大変」とぼやいていたのはフランス人の女性教授(笑)お国柄が出ていて面白かったです。そして参加型にしたのは、時間稼ぎにもなってちょっとラッキー!
台湾人のクラスメートから、自分のブログに写真を載せたいので送ってほしいと言われて送ってあげたら、さっそくこんな感じで紹介してくれていました。へぇ日本朋友的摺紙作品か。
発音はできないけど意味はわかるなぁ。スペイン語圏の人から見たフランス語って、こんな感じなのかな~。

やっかいな滞在許可申請 

フランスは、手続き関係のことになんとも手間と時間がかかる国です。私は学生VISAで入国しているのですが、6ヶ月を超える長期滞在の場合、日本で発行されるのは延長可能な3ヶ月VISAで、フランスに来てからあらためて滞在許可の申請をする必要があります。

管轄の警察署に出向いて(私は通っている学校が指定大学なので校内で申し込めたのですが)通学許可証、住居契約書、銀行残高証明書、電気代の領収書やら諸々の書類を提出して1~2ヶ月経ってから健康診断を受けて問題なければようやく許可証が発行されるという流れです。
学校内でできるということで、もっと早くできるのかと思っていたら、やはり甘かった。。。

まずは提出書類を持って窓口に行くと、週に2日しか開いていないということでまた翌週に出直し。その日に行くと、書類を提出するにはアポが必要だと言われ、ではすぐにアポを取りたいと言うと、ではここに並んでくださいと言われて待つこと1時間半。
さて私の番が来て、明日にでも提出したいと言うと、一番早いアポが3週間後でした。しょうがないので3週間後に再び必要書類を持ってようやく提出。
もしここで書類の不備があると、アポ取りからやり直しです。とりあえず受理されて待つこと1ヶ月。ようやく管轄局からお呼び出しの日時が指定されて、今度は健康診断です。

この健康診断でまたカルチャーショック。まず身長を測るのですが、靴を履いたままです。どんなに高いヒールの靴を履いてきても、そのまま測ります。体重も靴を履いたまま量ります。いったいこの身長は何のために測っているんだろう?
次は視力検査でしたが、これは日本と同じように、3~4mほど先に書かれている文字を読むというものです。私の前の人が終わっていないのに、
「ではここから自分の手で片方を隠して読んでください」と言われたのですが、この位置からだとかなり斜めなので距離が全然違うんですけど。。。ま、いいか。
後は模様の中に隠れた単語を読んだり(まるで語学テスト)、レントゲン撮影、そして問診&診察。レントゲン写真もいつ出来上がることやらと思っていたら、5分後には出来上がってそれを見ながらの問診。(こんなことだけは早いんですね)
検査結果もすぐに出て、問題なければ同じフロアにある警察の窓口で許可証を受け取れると案内されて行ってみると、「あら、あなたのはまだできていないわ。来週また取りに来て。」と言われ、それなら最初から来週に呼んでよぉおおお!という感じでした。

そして翌週、再び出向き、無事に滞在許可証を入手しました。受け取った後、待合室で許可証を手に誤字がないかチェックしていると、隣に座っていた外国人から「おめでとう」と言われました。みんな苦労してるのよね。妙な連帯感がありました。

でもこの有効期限は申請時から6ヶ月。ということは、あと2ヶ月もしたら、また更新の申請をしなくてはいけないんだわε-(´・`) フー