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価値観の違いが出る仏語表現 

23日から学期修了試験が始まりました。
金曜日は、今期に見た映画6本の内容理解についての試験が1本と、フランス全土の各地域別の地理や産業経済、言語や食についての試験が1本。
映画の試験は、去年通っていた学校の方がはるかに難易度が高く、それを想定して準備していたのでちょっと拍子抜けです。
でももうひとつの地理の試験は難しかった。。。かなり隙を突いた問題が多く、選択問題もゼロ、全て書き込まなければいけないのも辛かった。

そして最大の山場となる総合筆記試験は、土曜日に行われました。
場所はパリ近郊にある試験専用会場、その名もLa Maison des Examens(試験の館)で、3時間に及ぶ試験です。ちなみにパリの大学生の試験は、ほとんどここで行われているそうです。
文法、書き取り、聴き取り、作文と、メニュー内容としては去年の学校と変わらないのですが、ひとつ違うのはこの一回の試験で進級できるかどうかが決まるということ。日々行われてきた小テストも多少は影響するようですが、かなりウエイトは低く、この日の試験にかかっているという感じです。

正直、今回はかなり勉強の時間を割いたつもりです。私は、基本的な文法や語彙力や会話力がかなり弱い方だと思うので、平日帰宅後5~6時間、週末は1日10時間くらいは机に向かっていたかな。
もうや~めたと、いつでも投げ出したくなる気持ちを抑えつつ、なんとか今日まで維持してはきましたが、でもね、過去に出題された問題をやってみても正解率50%ほど。なかなかうまくはいかないものです。
ここ1ヵ月ほどはこんなペースで勉強してきましたが、この3日間ほどの集中力が1ヵ月前からあれば、どんなに身に付いていたことか。まあお尻に火が付かないと真剣になれないのは今に始まったことではないのですが。

そして今週の水曜日には口頭試問があり、これが終わると少し早い夏休みに入ります。

ちょっとここで、最近授業で出された例題で、フランスらしくて面白いと思った表現をご紹介します。
Cette maison a beau être ancienne, elle sera détruite.
(この家は古いのにもかかわらず、壊されてしまいます。)

日本だったら、古いから壊すと言うところなのに。パリのアパルトマンも、築20年のものより築120年の方が家賃が高いというのが実態です。
もっともフランス語の「古い」を表す言葉は主に2つあって、ここで使われたancienは、古くから存在するというニュアンス。もうひとつはvieuxで、古びれた、使い古したというニュアンス。でも老人を言う時にはvieuxを使うのは何だかなあという気がします。

試験結果は6月上旬にはわかります。もし中旬頃までにこのブログで報告しなかったら、「ダメだったのね~、もっと勉強しなきゃね。」ということで。
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美しい母と義理の母は紙一重 

毎日学校でフランス語を習っているので、知らない単語が記憶力に追いつかないほど出てきますが、その中でもちょっと面白かったり驚いた言葉をピックアップしてみます。

美しい母:la belle mère
義理の母:la belle-mère

このー(ハイフン)があるかないかで大きな違いです。会話ではハイフンがあるかどうかはわからないので、ひとつ間違えば嫁姑問題のきっかけになりそうなのに、なんでこんな言葉にしたのでしょうね。

義父・義姉・義兄、みんな同じパターンです。姉の場合は

美しい姉:la belle soeur
義理の姉:la belle-soeur

かつて「きれいなお姉さんは好きですか?」というTVCMがありましたが、フランス語にしてしまうと「義理の姉さんは好きですか?」と同じじゃないか!!なんて授業中に思い出した私でした。

あとは、

右:droite
まっすぐ:droit

この小さな「e」が入るか入らないかで方向が変わってしまうのは何なの?
右と言いたい時には、à droiteと、「à」を付けるから区別できるというのですが、道を聞く時など紛らわしいことこの上ないですね。

なんでこんなややこしい言葉にしてるんでしょうかねぇ?と聞くと、
「それはしょうがない」と言われます。

しょうがない:C'est la vie.(直訳:それが人生さ)

人生ですか。。。
そんな考え方が新鮮です。